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有名な一八興業さんに行ってみた。

炊きたての白いご飯と、そのお供。


これは食の歴史において、全ての日本人にとっての不変の贅沢だと思っています(笑)

岩内にはそのお供にぴったりな加工品を作っている加工会社がたくさんあるのですが、岩内人にとって代表格の一つとも言えるのが、一八興業さん。


名前はもちろん存じ上げておりましたが、恥ずかしながら去年まで商品を食べたことがなく・・・ある物産展のときに試食をさせてもらってその美味しさに衝動買いをしてからというもの、ずっとヘビロテしているのが、明太子のめんこちゃん。(めんこ:北海道弁で可愛い子の意)

これがもう、最高に美味しくて!炊きたての白飯と明太子の相性の良さというのは「石原裕次郎とブランデーグラス」とちょうど同じくらい周知の事実だと思うですが、私はキュウリにディップして食べたり、刻み海苔と一緒にお豆腐に乗せて食べるのが好きです。


いつもは卸しているお店に買いに行っているのですが、今日はずっと気になっていた直売所に母と行ってみました。

趣のある立派な建物。店内の「一八」と書かれた暖簾がかっこいい。


お土産にもぴったりの加工品の数々

店内に入るとすぐにあったのは岩内の人ならお馴染みのにしんを調理加工した「にしん飯」。何を隠そう、岩内はニシン場として栄えた歴史があり、ニシンなしには岩内は語れないと言われるほどの縁がある魚なのです。


そしてこの「にしんめし」は、岩内が誇る名宿の高島旅館さんが監修した逸品。

そして他にも一八興業さんが代表する商品がずらり。

にしん伝心、切り込み隊長、めんこちゃん・・・ネーミングに遊び心があって可愛い〜。

そして全部、「本当にこの値段なんですか?」というくらい価格なのも魅力です(笑)


ちょっと良心的すぎる価格なので、ついついたくさん買ってしまいます。冷凍できるしね。


紀社長登場!

買い物をしていると、奥の事務所から社長の紀さんが出てきてくれて、自ら商品の説明をしてくださいました。「うちはね、ハネ品目当てで来る人も多いんですよ。」なんて言葉があった通り、ただでさえ良心的な料金設定を飛び越えたハネ品も魅力的。いつもはすぐになくなるのに、今年はコロナの自粛の影響でまだ商品もありましたのでみなさんお早めに!


いろんなお話を伺っていたのですが、社長が一言「ちょっと事務所も見ていきませんか?」


ええー!いいんですか!?と遠慮せずにお邪魔させていただきました。


家族の思い出とともに

まず目に飛び込んできたのはこれ!

「これなんですか?」と聞くと、紀社長が「それ、ゴミ箱。」と。


それにしてはただならぬオーラを纏ったゴミ箱だなあと思っていると、紀社長が


「みてこれ、岩内大火、昭和29年9月26日 岩内没落。」(笑)

そうなんです。岩内は昭和29年の約66年前に、岩内の町の八割が消失した大火がありました。その後見事奇跡的ともいえる復活劇を果たした岩内ですが、大火があってからこの木箱に記したということなので、これが出来たのは大火の直後ということか・・・だけど「没落」って!無事に再生してよかった!!


そしてお次は事務所にあった机!

この机は紀社長が子供の頃に使っていた机とのこと。「使っていた」と言っても、元は紀社長のお父様の所有していたものらしく、「引き出しの上二つは使っていいよ」と言われて、紀社長は上二つの引き出しを大事に使っていたらしいです。


なるほど!だから上二段だけシールを貼ってるんだ!


目の前にいるのはダンディで聡明な紀社長ですが、嬉しそうにシールを貼っている紀少年を想像してしまいました。

なんか味があってすごく良いですよね。母も「あーーー!!これ知ってるーー!!名前なんだっけなーーー!」とテンション上がっておりました。これってお菓子のおまけとかだったのかな。だとしたら一段目の女の子のシールは二回当たっちゃったのかな。私もシール欲しくなってきた。